Raleigh (North Carolina)

この町を知っているとなれば、よほどの通か、テクノロジーが好きか、はたまた旅行好き? ノース カロライナはアメリカ南部に位置します。南部と言っても日本からわざわざ旅行で出かけるかというとそれはあまりなさそうですね。

飛行機を降りて空港ターミナル内に入ると勝手が違うことに気づきます。それは”自分以外にアジア人がいない。。。” 私が住むカリフォルニアはUSAでもアジア人の割合が多い、とりわけ私がすむアップル本社のあるCupertino周辺はアジア系が多数派になります。そんなところからこんな南部に出かけると。。。以前インディアナポリスに行った時も同じような体験をしていますが、う~んアメリカに来たなと感じるのはこんな瞬間でしょう。慣れていないと違和感はかなり強いですよ。ちなみに2010年の調査でアジア系の占める人口比は2.2%だそうです。カリフォルニアは?というと15.3%ですって。違いは明らかですね。インディアナも2%ちょっと。そんなものなのですね。

この一帯を別名リサーチトライアングルと呼ぶこともあります。特にこの町にはテクノロジー関連の会社がオフィスを構えています。やはり大学が隣接しており大学を中心に発展しています。

テクノロジーあるところ顧客あり! というわけでこんな町にも出かけていきました。正しく南部、カリフォルニアとは勝手が違いました。例えばタクシーの乗り方も特徴がありました。先にオフィスでチケット(お金を払うわけじゃないです)をもらってそれをドライバーに渡しました。そのチケットには”私がどこに行きたいのか”書いてあります。最初に行先を指定してその行先に行けるタクシーを配車していたのですね。

人々は基本的に親切です。ホテルには夜遅く着いたのですが空腹状態だったのですがホテルのバスで遅くまでやっているダイナー(デニーズのようなところ)に連れて行ってくれ食事が終わるまで待っていてくれましたから。カリフォルニアでは期待できないですよ、こんなこと。

次の日は一日遅くまでミーティング (トレーニング)だった。夜は顧客を招待してバーベキュー。USAは地域ごとにバーベキューソースがあるのです。今だに全容を把握していませんがバーベキュー好きは皆良く知っていますよ。食べたレストランはもちろん自家製のバーベキューソースを持っておりました。二日目は自分たちだけで顧客から教えてもらったバーベキューの店に行きましたら若者(大学生)しかいなかった。若い街なのですね。

今こういったところにGoogleはじめシリコンバレーの企業がどんどん進出しています。優秀な学生だが生活費が高いカリフォルニアを避ける人材を雇い入れるためです。私がトレーニングに行った会社もそうした企業の一つでした。そんな会社には決まって一人、二人、元の出身はカリフォルニアと言う人がいました。南部に引っ越すことで生活が楽になるからです。南部、Republicanの牙城なのですがこうしたテクノロジー関連の広がりで徐々に変化がみられているとも聞きます(都市部だけですが)。そのもっとも知られるのがテキサス州のオースチンですがRaleighも高学歴の若い人口が増えておりだんだんと変わってきていると夕食の席で聞きました。

とにかく蒸し暑かった。ハリケーンのシーズンは通り道になるので大変だとも聞きます。

レストラン内にあった納屋

バーベキューソースについてはこちらが詳しい。私が働く会社では毎日BBQを食べることができますが色々なソースが置いてあります。私はカンザスシティスタイルを好んでいました。これがいわゆるBBQソースなのです。あまりに普通過ぎる。

https://www.eater.com/2016/6/18/11966056/barbecue-sauce-styles

先ほども触れましたがこのレストランでも私だけがアジア人。あとはみ~んな、顧客も含めいわゆるアメリカ人。ウエイターはしかしながらとても丁寧でありました。