サンタ バーバラ

サンタ バーバラ。LAから100マイルほど北側にある海沿いの町です。UCB(University Of California Santa Barbara)のキャンパスがある風光明媚な小さな(?)町でとても落ち着いています。日本からわざわざ出かけるような町ではないと思いますが大学に留学でやってくる人がいるかもしれないですね。

こんな町ですが、一度だけ出張でも出かけています。休暇では何度も出かけているので良く知った町なのですが私の住む地域からのアクセスが良いというわけでもないので出張で行ったときは苦労しました。ローカルの空港もあるのですがもっとLAに近く便が沢山でている空港を使いましたが、何しろいつでも交通渋滞のひどい南カリフォルニア。レンタカーを借りて一人で運転するとなるとCar Poolレーンも使えず、勝手分からずで実に2時間近くも約束の時間に遅れてしまった、、、それでも会ってくれたのはご愛敬からか?

Santa Barbara、裕福層の沢山住む町でTechnology関連とはあまり縁が無いように思われがちですがソフトウエア関連の企業がいくつもあるのです。コンパイラで知られた会社などがあります。私はそんな会社に出向いて行きました。こちらが客側だったので2時間遅れでも会ってくれたのですね。20年も前の話でいわゆる携帯電話もまだ初期のころで私はまだ持っていませんでした。そうそうナビも無いような時代で紙の地図を頼りに場所を探すような時代です。どうしても場所がわからず公衆電話を探して(今もあるのでしょうかね?公衆電話)最後の1マイルを教えてもらって。。。 いまじゃああまり考えられないような話ですね。

さてはるか以前こちらの美味しい寿司やで食べた時、世界で一番美味しいウニはサンタバーバラ産のウニだと教えてもらったことがあります。日本人の寿司職人が’絶対美味しいから”と太鼓判を押しておりました。食べたことがありますか?LAダウンタウンにあるインターコンチネンタルのレストラン(確かSora)でオーダーできます。もちろん他のレストランでもオーダーできると思いますが、”時価”とだけ書いてあります。いつもあるわけじゃあ無いそうです。たまたまそこで食事をされるならぜひ味わってください。 Santa Barbaraの寿司やにもあるのかな?とこれまで何度か行きましたがいつもありません。あまり取れない? 海岸までドライブすると取れたての海の幸を売っているところでウニも買えますよ。そこでも食べましたが寿司やでたべたウニの方が格段に質は上でした。そこで食べたのも十分美味しかったですが。

Xmas Eve 夜のState Street。 Santa Barbara一のダウンタウン。
もっと沢山写真があるはずなのですが出てこない。ここはダウンタウンの一角。こじんまりとしているがとてもおしゃれな街並みです。大学町とも言えますが”大人の町”なのです。いや、大人の女性の町? 男性は休暇であまりこないのかな?

LA

LA. ロス。 USA一の大都市(人口で)。西海岸一の大都市。ハリウッド、ビバリーヒルズに代表される映画の町でもありハリウッド映画での登場率はおそらく一番多い都市だと思います。

LAはしかしながら映画と観光が一番大きなビジネスというわけではないそうです。良く調べていませんが確かにそれだけでこんなに大きな都会にはなっていないはずですね。

というわけで日帰りになるのですがやはり出張で何度も行ったエリアです。もっとも私はLAというよりその郊外、周辺にあたるIrvineなどの方が多いのですがビーチでしられたSanta Monicaなどにも仕事で行きましたよ。実はLAエリア軍事産業を含めテクノロジー関連も大きなビジネスなのです。軍事? そう、軍事と言えばハイテク。ハイテクあるところ(コンピュータ、半導体、ソフトウエア)ビジネスあり、ですから。。。

軍事関連の場合、セキュリティークリアランスをパスしなくてはならないことが多いです。以前韓国、台湾、中国などでは会社訪問の際のセキュリティーチェックがかなり厳しいことがあると書きましたがこれは一般企業での話。

とは言っても私はほとんどそんなビジネスには直接な関係はなかった。こんな会社に出張で行くとさっさと前半の話をしたらそこからはセキュリティクリアランスをもつ同僚だけが残り私を含むその他は皆仕事は終わり。早く帰りたい同僚はさっさと空港、普通LAX(ロスアンジェルス国際空港)ではなくローカルの空港例えばアナハイムなどを使いました(混雑を避けるため)、に行きましたが私ともう一人の同僚はサンタモニカ、マリブ、ラグナビーチといった海岸沿いの良く知られた高級(?)なエリアで昼食を取ってゆっくりと帰宅したものです。軍事関連の企業は海岸沿いに位置することが多く実はそんな町へのアクセスが良いんです。マリブはハリウッドのスターも沢山住んでいるとかですが一度も出会ったことはありません。ハリウッドスターは毎年開催されるカーメル傍にある有名なゴルフコース、ペブルビーチでのATT トーナメント(プロとアマがでます)を見に行くと何人もプレイしているので会うことが可能ですよ。私はケビンコスナーをそこで見たことがあります。実際に見たのはあの時だけですがスクリーンで見るよりずっとハンサムでびっくりしました。スクリーンでもカッコいいですが実際の姿はもっとかっこよかった。スター(男優、女優とも)は実際で見るほうがおそらくもっとカッコいいんだろうとあの時思いました。

そんなLAですが私の住む北カリフォルニアからは車でも途中休憩を入れて7時間くらい。ですから休暇ではなんども行ってます。LA近郊のトーランスという町は日系企業も集まっているそうで日本人が多く住んでいるそうです。そのおかげでしょうか、日系のスーパーマーケットが大きくてフードコートも充実しています。リトル東京地区もありますがまさしく小さくて中華街(チャイナタウン)とは比較のしようもありませんがあんこが好きな私はそこで買える今川焼やヤマザキパンの肉まんなどが目当てでLAに行くと寄っています。LAまでくるとさぬきうどんの店などもありやはり北カリフォルニアとは日系コミュニティーの規模が違うと感じることもできます。

 

ホテルからみた風景
ダウンタウンにあるインターコンチネンタル。高層ホテルで眺めがとても良いのです。
Walt Disney hall だったかな? 
バスツアーで行きました。丘(山?)の上。ハリウッド、ビバリーヒルズ周辺

LA近郊は北カリフォルニア(サンフランシスコ周辺)とは比較にならないほど観光するところは多いですね。エンジニアの仕事ならシリコンバレーが楽しいと思いますが観光ならやはりLAか? 4年ほど毎年行きましたがそれでもまだまだ訪れていないところだらけ。広いのと交通渋滞で。。。LAは大きな都市ですが電車のサービスはとても非弱です。NYCは地下鉄網が充実していますがLAは以前私の友人が50年代(60年代かな?)に地下鉄を作る計画があったのをデトロイトのBIG3(車)が手立てを尽くしてその計画を破棄させた(車が売れなくなると思ったのか?)とかどうとか(事実は知りません)。最近は少し地下鉄もあるようですがNYCのように地下鉄と郊外にでる電車(例えばセントラルステーションなど)がつながっているわけでもなく移動はどうしても車になります。Freewayはいつでも大混雑です。私はそれでもCar Poolレーン(複数の乗車した車だけ通れる優先レーン)があれば使えますがそのレーンも渋滞時間になるとやはり混みます。Freewayとあるように基本的に無料ですがTool(料金をとる)ルートもあります。日本人の感覚ではただみたいな料金ですがToolルートはガラガラだったりする。バイパスになっていることが多く不便なのです。仕事の場合Taxiを使うとToolルートを使うと早く着くのですが料金がずいぶん違うことが多い。距離が50%程度も多くなることもあるからなのです。それでも早く着きます。混んでませんから。Toolルートがあまり使われないからでしょうか、最近はCar PoolレーンをToolレーンに変更するようなことを始めています。お金が欲しいだけなのでしょうね、カリフォルニアこの10年ほどはずっと赤字です(以前は黒字だった)。

LAに日本から観光で来ている場合どうしているのかな?といつも思います。自動車がないと移動は不便。ツアーバスの観光だとBeachサイドにはあまり行きそうにないですからね。ビーチというと北カリフォルニアは海水はとても冷たいのです。南カリフォルニアにやってくると、 ”ああ Bay Watch”の世界だと空、水の色でも思います。 Bay Watchご存じですか? パメラ アンダーセンなどが出ていたテレビシリーズですが数年前にリバイバル(?)な映画にもなりました。とてもにんきがあったテレビシリーズで私はBostonにいたころに見ていましたがカリフォルニアの海は真っ青できれいだなと、どんよりと灰色の空を見上げて思ったものです。

LA郊外、Venturaの丘から眺める太平洋

ロンドン

ロンドンは私の初海外出張(USAから海外と言う意味で)した都市でUK(ロンドン)は行った回数としては一番多いと思います。一時期UKに一人エンジニアを借りていた時期がありその時はそれを理由に2か月ごとにUKに出張していました。もっともロンドンではなく片田舎の町に会社のUK支社が有ったのでロンドンまで出かけた回数はというとずっと少なくなります。世界の3大都市を上げるなら私は東京、ロンドン、ニューヨーク北京上海LA、パリなども大都会ですが魅力で言ったら私の場合一番が東京で次ロンドン、そしてニューヨークになります。ロンドン、行った回数は多いですが例によって常に出張。休暇で行ったことはないのがとても残念。いつかフルタイムで働くことを辞めたらロンドンを皮切りにアムステルダム、ミュンヘンプラハ、そして最後にブタペストと廻りたい。そのすべての地に知人、友人がいるのでそれらの地をハブにしてみて回りたいですがロンドンには一年ほど住んでもみたい。英語圏だから住むのも何とかなりそうだし、友人夫婦がロンドンに移住したのでフラット探しを手伝ってくれると言ってくれていますから。

ロンドンは魅力的ですがいかんせん、UKには美味しい料理はない。。。 イギリス料理って、聞いたことないでしょう? 植民地を持っていたのでインド料理と香港風中華が美味しい料理になりますかな? 出張で行ったら大抵一度はインド料理か中華を食べていたと思います。

もっとも片田舎のパブはとても良いですよ。一番最初の出張はどちらかというとこちらがゲストだったのですが歓迎会としてパブに行きました。片田舎のそのまた片田舎、車で行きましたが道中真っ暗。街燈もないようなところで”誘拐するつもりか?”と冗談を言っているうちに遥か彼方にポツンと光が。。。そこがパブだったのです。今でも良く覚えています。

実際今でも片田舎(しかも電車でロンドンからそんなに遠くない)にいくと田舎を色濃く残しています。

残念ながら片頭痛持ちなのでグラス2杯が限度ですがパブで飲んで食べるのが一番多かったと思います。

さてそんなロンドンですがテムズ河を持っているのが良いですね。河の流れる町はそれだけで良い。橋は風情があるんです。今はロンドンアイ(観覧車)がありますね。乗るとウエストミンスター(国会議事堂、ビッグベン)も見下ろすことができます。ロンドン塔、大英博物館、ビッグベン、トラファルガー広場など行ったことがありますが未だエリザベスIIの居住するバッキンガムには行ったことがない。今度こそは、といつも思いつつなぜか行けていない。

つまり観光でも行くところには困らないほどに大きな都市だということですね。

UKはEUから離脱しましたがロンドンが魅力的である間は大丈夫だろうと思います。パリには行ったことがありませんがフランクフルトは飛行機の乗り継ぎで行ったことがありますがロンドンと比較すると物足りない。アムステルダムやコペンハーゲン、ブリュッセルも魅力はあるのでしょうけれどロンドン程だろうか?と行ったことはないのですが思います。

楽しい町ですよ。東京同様に地下鉄が発達しているので電車でどこでも行ける。

ロンドンに幾たびに訪れていた書店があります。Waterstones。大きな書店で各地に店がありますが私はいつもPiccadilly Circusの駅から歩いて行ける書店に足を運んでいました。日本と同じように購入するとスタンプを押してくれるのです。10貯めると10ポンド分になります。最近行ってないので今のカードはまだ10個スタンプが貯まっていません。居心地の良い書店で夜遅くまで開いています(今もかな?)。

仕事ではロンドンと言うことは一度もなく、ケンブリッジ、ブラックノール、ベンジンストックとかロンドンから遠いわけじゃないけれど近くもないところばかりだったので宿はいつもそんな町にある”アメリカの”ホテル(つまりホリデーインとか)でこればっかりはつまらないなあと思っていました。一度いわゆるUKの田舎のホテルに泊まりたいと言ったら今度そんなホテルを予約しておくと言ってくれたのですが実現していない。

ヨーロッパなので? 一年の始まりにその年の休暇予定を立てる同僚が多かった。以前社内トレーニングの責任者をしていた時がありますが世界各地バラバラにいる同僚すべての予定を聞いてスケジュールするわけにもいかず大体この時期ということでスケジュールしますがアジアから参加のメンバーは皆都合をつけてくれますがUKのメンバーは先に休暇の予定を決めるのでその時にこちらの予定は全く考慮してくれません。出れない。。。とだけ。こればっかりは辟易としました。皆親切で仲の良い同僚だったのですが休暇に関しては頑固でしたね。4人だけの経験なのでそれで全UK人がそうだと決めつけるわけでもないですがはるか以前UKのエンジニアを借りていた当時もどんなことがあっても休暇の予定は変えてくれなかった。。。そんなものだと思っているのでトレーニングに参加できないならとビデオに撮ったことがありますが面倒で一度で辞めてしまいました。

写真を沢山撮っているのですがどこに行ったのか行方不明で探している最中です。見つけ次第このBLOGをアップデートしたい。Waterstonesのポイントカード、締め切りは書いてないから来年COVIDが収まったらロンドンに上手く出張する機会を作ろうと思っています。

英語圏で最初に行くならロンドンは楽しいと思いますよ。ニューヨークも良いけれど初めてならロンドンの方が不安は少ないかもしれない。電車でちょっと出ればケンブリッジ。大学町ですがキャンパス内に入ると中世にトリップしたのではないかと錯覚することもできます。ニューヨークではそんな経験は難しい。

上海 2

上海は何度も行きましたが幾たびに変化があるまだまだ開発途上の大都会。中国な面とメトロポリタンな面を持った一大都市ですがまだまだ東京、ロンドン、ニューヨークにまでは至っていない。これは言ってみればまだまだ発展途上にあるということです。

上海は古い町です。以前バンド地域の写真を掲載しましたが欧米列強が上海に租界を作っていたころの名残ですね。ヨーロッパ風の荘厳な石づくりのビルが立ち並びます。夜のライトアップはとてもきれいです。河を隔てた浦東地区が新しいファイナンスの地域となっていますがバンド地区のビルもほとんどは銀行関連の会社が入っている。

私は小さな会社のコンサルタントを始めてからは世紀大通り(浦東)周辺にある中国人ビジネス客が利用するホテルを定宿としましたがこの界隈も大きなショッピングモールが林立しまたいわゆるバーも多くあり夜遅くまで事業で成功したであろう中国人男性(得てして若い)が何人もの若い女性を連れて飲み歩いているのを見かけました。ちょうど日本の新宿のような雰囲気ですね。歌舞伎町とまではいかないですが。こういったエリアに来るともうほとんどいわゆる海外からの人はほとんどおらず英語もあまり通じません。クレジットカードの使用もままならず、中国ではWechat Pay, Ali Payの世界。 ほんの一昔前は現金の世界でしたがいまは電子マネーですね。 クレジットカードが使えるのはホテルの宿泊だけ。ホテル内のレストランでもクレジットカードを取ってもらえず現金不足になり急遽中国にいる友人に助けてもらったこともあります(電話してわざわざ来てもらったのです)。以来現金を沢山持っていくようになりました。WechatはUSAではもう使えなくなっていますしWechat Payは中国内に銀行口座が必要で外国人には使えないので便利なようで不便になりました。クレジットカードも中国発行ならなんとかなりますよ。でもVisa, AmexなどUSAの資本系はだんだん使えなくなりつつあります。もちろん観光客の多いエリアに行くと使えるのですが。

そんな海外の観光客、ビジネスマンがあまり行かないエリアに足を踏み入れると色々と別な上海も見えてきました。ここはやはり中国だなと。日本と同じくどこに行っても不安(安全上の)は感じません。夕食などは基本そういった地域で済ませましたが食べるものをオーダーするくらいの中国語は勉強しているのでなんとかなりました。英語は若い子がいないと基本通じません。日本も同じですね。中々通じないのでヤキモキしますが出てくる食べ物は基本美味しいですからなんとかなります、間違ったものが出てきても。

そんな上海の写真は一枚もないのです。食べるためにぶらぶらしていただけだし、しかも夜とても遅く。そうそうローソンとファミリマートは沢山あります。ローソンでドリンクを買いましたが日本同様、色んな種類があってそれも楽しい。こんなエリアにわざわざ観光で来る必要はないですが東京に観光でいきそうだな、江戸川区の新小岩、大田区の蒲田などに宿泊してその界隈を散策したらあんな感じなのだろうか?と思います。 それはではKerry Hotelだとか言ったとてもアメリカナイズされたしゃれたエリアの宿泊してしていたので経験しなかった夜の上海を色々と体験できたのは良かった。

写真はすべていわゆる観光地の上海。こんど行くのはいつになるかわかりませんがきっとまた様変わりしているに違いない。

 

上海一のショッピング通り。ひとが溢れかえっていた。このレストラン、構はとても古かったが内部はとてもきれい。。。でも現金を要求され、少し足りなかったのですが”おまけ”で許してもらった。現金を全部使ってしまい中国にいる友人に借金をしました。まだ返していない。。。300元なのですが。いつになることやら。

 

北京 Part 2

仕事でしか行ったことがない、北京。宿泊は大きな会社に勤めていたころはモダンなシェラトンホテルでした。その同じエリアに会社の北京オフィスがあったからなのですが、こうしたモダンなホテル、中国でも、USAでも変わりなくアメリカ、している。 違いはというと

ーバフェの朝食。

ーチェックインの時に写真を撮る(中国ではパスポートだけでなく顔写真を撮りますよ。自動車で走っていてもひっきりなしに写真を撮っていますから行動は全部当局に知られていると思って行動するべし、ですね)。

ヨーロッパの小さな会社のコンサルタントをしていたころ(昨年)はこういったモダンなホテルには宿泊していません。モダンなホテルかなり高額です。会社割引があるのですがそれでもかなりな金額。キャッシュが大切な小さな会社には負担です。そこでいつも宿泊はこちら。

http://www.friendshipshotel.com/

とても敷地が広いのです。古いホテルです。敷地内はとても広く散策できます。外国人(?私も外国人ですがね)は見たことがないと言えるくらいまれ。現地で一緒に働いていた同僚はやりてでいつも私には普通の宿泊費でスイートルームを取ってくれました。とても広い部屋です。朝食は、まあまあ。シェラトンなどと比べると明らかに見劣りしますが私は好きになり一年に4度も北京に行った昨年は4回ともこのホテル宿。 写真も撮ったはずですがどうしても見つからない。地下鉄の駅もそばで便利です。

顧客訪問がいつになく早く終わった時にあまり行かない観光地としてこんな公園に行きました。山がありケーブルカーで登れるのですが歩いて行きましたが途中で日暮れ。街燈がなく真っ暗な山道を走るように降りて行きました。ここはホテルもあるのです。今度北京に来たらここにも泊まろうと言っていましたが会社を辞めてしまい実現しないままです。もっともCOVIDな2020年はどこにも行けないですが。皇帝の別荘だったのでしょうかね、広く大きな公園でした。観光客はほとんど中国人でやはり故宮など知られた観光名所とは一味違っています。

 

北京では羊肉をよく食べました。北京風が私は好き。

この10年で中国大陸にも沢山の友人と同僚が出来ました。若い人が多くいつも”老師”扱いでとても親切にしてくれます。かれら若い層、顧客も含めてですが中国人を知らないでテレビ、ブログなどで聞いた、見た中国の人を連想するとびっくりするかもしれないですよ。よく働きそして押しなべてマナーも良いです。自分たちの親の世代とは違ってきていると彼ら自身言っていました。あと30年(2世代)でずいぶん変わってくるに違いないと、私の良く知る私と同世代な中国の友人も言います(彼はとても漸進な考えの持ち主)。公園を歩いていても特に若い世代はマナーも良いです。何度もこのBLOGで書いていますが自分自身で経験して確かめてみると”聞いた、見た”(しかも編集された記事)とは異なることを知って驚くことが多いはずです。 そして友人をまず一人つくる。そうすると考え方がずいぶんと変わると思います。

天津 シーフード

天津、日本の歴史教科書にはほぼ必ず出てくると思います。それと日本では天津飯(中国料理?)でも知られているでしょうか? 今でもあるのかな。とろみ卵がかかったご飯です。はるか昔もう40年は前のころ、学生時代その天津飯をよく食べました。

それくらいしか実は天津知らなかったのです。勉強不足でした。

天津は中国におけるスーパーコンピュータの開発地域で中国で一番大型のスーパーコンピュータを開発しているところだったのですね。

コンピュータあるところビジネス有りというわけで行ってきました。上海から、どうしても電車(高速鉄道)で行きたかったのですが”遠すぎる”とのことで空の便。浦東ではなくHANGGIAO(虹橋)国際空港です。こちらを気遣ってタクシー(中国版UBER)に乗りましたが町を横断するように走るので時間がかかるんです。地下鉄なら30分が車だと90分。今度からは地下鉄にしてくれとお願いしました。中国の大都市は東京同様電車の方が早いです。スーツケース持っていましたがビジネス用の小さくて軽いものなので電車でも面倒ではない。

飛行機の搭乗はセキュリティーもあり時間がかかります。それに中国は人が多い。。。フライト時間はわずか45分なのですが移動は朝6時前にスタートしても天津の顧客オフィスには1時を過ぎてやっと到着です。例によって昼は抜き!

スーパーコンピュータを設計しているR&Dセンタービルのすぐ横が顧客のオフィス。周辺回路を設計しているとかで政府関連の会社でした。中国では政府関連の会社はとても多い。こうした会社では受付時にやはりパスポートチェック。以前のブログで書きましたがセキュリティーはとても厳しい。特にこの4年はUSAからのビジターに関しては特に厳しくなっています。USA発行のパスポートだと入れない施設も増えています。こうした現状を直接見ているので様変わりを強く感じます。5年前はこんなことはなかったですからね。

昼を抜いてマラソンミーティング(3軒)こなしたというわけで夜遅く北京に向かう前にシーフードを食べに行きました。天津では新鮮なシーフードを食べることができるそうです。ここは上海にもお店があるらしいちょっと知られたお店。食べたい食材をオーダーしてから。食材を自分でオーダーするのは中国では普通ですがCOVIDもありこの習慣もこれから変わっていくのかな?シーフードだけでなくコメも種類を自分で選択。

(ミュンヘン)

英語のスペルですね。ドイツ語のスペルでドイツ語発音にするとミュンヘン。はるか以前大学生の時第2外国語を選ぶときドイツ語を選んだ。惰性。。。あの当時の選択肢はドイツ語、フランス語もしくはスペイン語でした。中国語はなかった。80年代初頭、中国はまだ毛沢東も周恩来も現役で鄧小平主席はどこかの再教育施設に幽閉されていた時代です(ご存じだとすると相当に年配。。。)。あの時後でフランス語にしておくんだったと後悔しました。ドイツ語は男ばっかり、フランス語は女子学生が沢山交じってました。でも今この3つの言語から選ぶとしたら私はスペイン語。USA生活で便利なのはスペイン語。ちょっとかじったので少しなら話せますが話せると生活に役立ちます。ビジネスなら絶対中国語。私はこの2年ずっと勉強しているので簡単な会話なら中国でもできます。でももっと話せるようになりミーティング等で彼らが話していることを理解したい。10年以上まえ、日本がまだ元気だったころ、日本でミーティングがあると私は大抵同行しました。ミーティング自体は英語で行いますが顧客内の会話は日本語ですね。それを私はじっくり聞いていました。それで本当のことがよりわかってきます。英語は共通語になれますが本音は自分たちの母国語なんです。ですから沢山の言葉を話せるのはどんな仕事でもとてもゆうりですよ。 

さてドイツは南が裕福な地方らしい。以前何かのイベントでドイツからのスピーカーを招いた際に紹介者がその人は自分は南ドイツから来た。。。と言っておりました。ドイツ人の同僚に後で聞きましたが、”嫌な奴だ”といってました。御国事情を垣間見たと思います。彼女も南ドイツ出身だったのですが、私はあんな風に言わないと言ってました。

Munich確かに南ドイツですね。

さてミュンヘン。Intelがあります。元々もオフィスがあったのでしょうけれどInfineonのある組織を買収して大きくなりました。そこで設計されたチップをAppleがある時期IPHONEで使ったのです。Qualcommと併用ですがそれで一躍名を知られたのですがQualcommとAppleの間で特許権でもめたのはこれが原因ともいわれます。 Appleは昨年だったか、そのIntelのグループを買収しました。ですからあのミュンヘンのオフィスは今頃はAppleになっているはず。。。

私はそのグループが買収された直後にそこを訪れました。会社のロゴもすべてまだ変更される前。ビル内には買収の対象になっていないグループも同居しているというまだ全然おちついていないときでした。元々IntelではなくInfineonに行くことになっていたのです。顧客サイドがスケジュールの変更はしたくない、つまり買収にも関わらずプロジェクトのスケジュールは変わらないというのです。こんなのドイツだけ! 普通これくらい大きなことがあったらスケジュール等かわるでしょう、と思うのですが、変わらない。もう商品の納期も決まってる(しかもとても大きな。。。 リンゴマークで有名な。。。)。

ドイツ人は律儀だといいますがアメリカ人化したドイツ人ばかり知っていましたが本場のドイツ人は律儀でした。 電車に乗っても日本と同じようにプラットフォームには今度の電車とその次の電車のスケジュールが刻々と出ていましたしその時刻通りやってきました。USじゃあ考えられないですが日本では当たり前ですね。空港から電車に乗りましたが(彼らのオフィスは電車を降りてすぐのところ)、制服を着た小学生、中学生など学生の姿を沢山みかけました。”おやなし”はアメリカでは考えられない(アメリカの子供、過保護も良いところですからね。送り迎え親の仕事)。日本とおなじだ~。制服着てましたよ。

以前ドイツでは会社のカフェでは昼食時ビールの販売をしなくてはならない(法律)と聞いていたので本当かどうか確認しましたが、”飲んだことはない”と言います。答えになってませんがあの律儀なドイツ人が飲むとは思えない。。。とりあえずみんなまじめでした。細かいことを調べ上げており質問だらけ。細かいことも日本人そっくりかな? 

さて宿泊はというと、お金の少ないベンチャーにおりましたのでミュンヘンのセントラルステーション傍のモーテル(つまりアメリカのホテルチェーン)。あれだけ沢山のアラブからの人(移民)を見たのは初めてというほどにアラブ系の人だらけでした。電車に興味が有るので駅構内を散策しました。 

スケジュール。 やはりスターバックスは有った

USAからドイツに戻った元同僚(友人)がいるので夜は彼と出かけました。 やはり市電(路面電車)は走っています。地下鉄もあるんですがヨーロッパは路面電車どこに行っても走ってます。

ドイツと言えばビール。 でもチェコで飲んだピルスナーには負けるかな。オクトーバーフェスト。ドイツでは期間中はどんなに飲んでも法律上は酔っているという扱いにならないそうです。 まだ本場の経験はないんです、それに片頭痛は私はこのグラス一杯が限度だし。

次の日にオーストリアのリンツに行きました。電車の行先案内にもLinzを見つけます。電車で行きたかった。でもフランスから来ていた会社のセールス(REP)、車の速いからと言うので。。。貴重な機会を失った。

都合3泊しましたがこればかり食べてました。料理はあまり選択が無かったな~。

出張はあわただしく”観光”できたら儲けものなのです。ついた、仕事、移動、仕事、移動。。。を繰り返すのです。土曜、日曜をはさんでの出張はよほどうまいことしないと実現しない。。。だから出張の一番の楽しみは食事ですがドイツではこればっかり(といっても3度ですが)。

リンツにいって戻ってきて宿泊してもう次の日はロンドンへ向けて出発しました。したがって何もみていない。駅とその周りをウロウロ、友人と待ち合わせのところまで路面電車に乗ったのが唯一したことかな。 こんなとき、いつも思うのが”今度は仕事抜きでこよう”。そんな町がどんどん私のノートに増えています。

朝早く撮ったどこかの教会。


























Rating: 5 out of 5.

五大湖周辺

シカゴは私が最初に降りたUSAの地。1989年のことですがあの当時日本からボストンへは直行便はまだなかった。就労のためにやってきたのでビザ関係の書類を沢山もっていました。入国には30分程度要したと思います。今もそうですがそれからスーツケースを探して再度チェックインするのですがそのスーツケースが行方不明になり出だしからトラブルでした。国内線の乗り換えには3時間ほどあったと思いますがやっとのことでスーツケースを探して。。。飛行機も初めてだったのでかなり焦ったのは今でも覚えています。今じゃ出張で年10から15回は飛行機に乗っていましたから飛行機は仕事の縮図の一つですがあの時は焦りましたね。

さてそのシカゴ、出張で3度ほど行ってますがすべて真冬。なんで真冬ばっかりと思うばかりに真冬。あまりいい経験はないのです。五大湖周辺はとても寒くなります。なぜこんなに寒いところにシカゴのような大都会があるのか?と思うくらいですが真冬は避けたい。 とにかくフライトで良い経験がありません。シカゴだけでなく五大湖周辺(USA側)ではクリーブランド、バッファローにも出張で行きましたがいずれも真冬。真冬ばっかり。。。

ーシカゴ。サンノゼ行きの便がキャンセル。サンフランシスコ行きがそれでもまだ出発できるとかで急遽変更。SFOについてタクシーでサンノゼ空港に行き自分の車で帰宅。帰宅は夜中の3時ごろだったかな。サンフランシスコに行けただけましで別の時はとりあえずダラス(テキサス)にでて、空港内で過ごして次の日に帰宅といったこともありました。飛行機が雪でとにかく飛ばない。。。

ークリーブランドから次の目的地トロント(カナダ)。目と鼻の先の45分程度のフライトなのですが雪でやはり欠航。やっと見つけた乗れる便は次の日の早朝。朝早く飛んでそのまま顧客先へ。空港(航空会社ラウンジ)で夜をすごした。ラウンジは通常閉まるのですが欠航便が多くその日は夜通し開いており助かった。

ーバッファロー。雪で飛行機が着陸できず全然違うが近い空港に着陸。レンタカーを借りてそのご4時間のドライブ。飛行機に乗っていた時間とドライブの時間がほとんど同じ。雪だらけでのろのろ運転だったためですがホテルには午前2時ごろやっと到着。

こんな経験ばかりなので”冬はいやだ”とずっと言ってあったのですがその当時働いていた会社、顧客の予算サイクルに合わせてミーティングを持つことが多くそれが全部冬だったのです。 その理由の一つに冬は顧客サイドのマネージャたちは出張したがらず(当たり前か、空港でトラブルになることが多いですから)、地元にいることが多いから。。。と言うんですね。地元にいたセールスは良いとしてもカリフォルニア州からやってきた私には全然良くない。。。

前回で懲りたことがあり”シカゴに行くのは嫌だ”と言ったら地元のセールスがマイケルジョーダンのステーキハウスに連れて行くよといって、その誘いにまんまと乗っていってしまったこともあります。やっぱり雪。帰りの便は? たしかやっぱりトラブルだった。記憶が正しければ搭乗はしたが飛行機内で数時間(4,5時間)待機。もうゲートにも戻れず。。。だったはず。

冬に五大湖周辺に行きたくない。

ここだったとは思いませんがマイケルジョーダンのステーキハウスはhttp://mjshchicago.com/

雪ばかりで写真は撮ったことがないので、このBLOGだけ借り物。昨年はとても寒く凍りだらけ。 USAは異常気象続きですが今の政権は全く気にもしない、Republicanが牛耳っておりそのつけを庶民がかぶっている。いやカリフォルニアが。いわゆるRED State (Republican) はお金がなく連邦政府の予算のほとんどはBLUE Stateが出しているわけだ。でもその金をどう使うかはRED Stateの政治家は決める。。。https://www.usatoday.com/story/money/economy/2019/03/20/how-much-federal-funding-each-state-receives-government/39202299/

Raleigh (North Carolina)

この町を知っているとなれば、よほどの通か、テクノロジーが好きか、はたまた旅行好き? ノース カロライナはアメリカ南部に位置します。南部と言っても日本からわざわざ旅行で出かけるかというとそれはあまりなさそうですね。

飛行機を降りて空港ターミナル内に入ると勝手が違うことに気づきます。それは”自分以外にアジア人がいない。。。” 私が住むカリフォルニアはUSAでもアジア人の割合が多い、とりわけ私がすむアップル本社のあるCupertino周辺はアジア系が多数派になります。そんなところからこんな南部に出かけると。。。以前インディアナポリスに行った時も同じような体験をしていますが、う~んアメリカに来たなと感じるのはこんな瞬間でしょう。慣れていないと違和感はかなり強いですよ。ちなみに2010年の調査でアジア系の占める人口比は2.2%だそうです。カリフォルニアは?というと15.3%ですって。違いは明らかですね。インディアナも2%ちょっと。そんなものなのですね。

この一帯を別名リサーチトライアングルと呼ぶこともあります。特にこの町にはテクノロジー関連の会社がオフィスを構えています。やはり大学が隣接しており大学を中心に発展しています。

テクノロジーあるところ顧客あり! というわけでこんな町にも出かけていきました。正しく南部、カリフォルニアとは勝手が違いました。例えばタクシーの乗り方も特徴がありました。先にオフィスでチケット(お金を払うわけじゃないです)をもらってそれをドライバーに渡しました。そのチケットには”私がどこに行きたいのか”書いてあります。最初に行先を指定してその行先に行けるタクシーを配車していたのですね。

人々は基本的に親切です。ホテルには夜遅く着いたのですが空腹状態だったのですがホテルのバスで遅くまでやっているダイナー(デニーズのようなところ)に連れて行ってくれ食事が終わるまで待っていてくれましたから。カリフォルニアでは期待できないですよ、こんなこと。

次の日は一日遅くまでミーティング (トレーニング)だった。夜は顧客を招待してバーベキュー。USAは地域ごとにバーベキューソースがあるのです。今だに全容を把握していませんがバーベキュー好きは皆良く知っていますよ。食べたレストランはもちろん自家製のバーベキューソースを持っておりました。二日目は自分たちだけで顧客から教えてもらったバーベキューの店に行きましたら若者(大学生)しかいなかった。若い街なのですね。

今こういったところにGoogleはじめシリコンバレーの企業がどんどん進出しています。優秀な学生だが生活費が高いカリフォルニアを避ける人材を雇い入れるためです。私がトレーニングに行った会社もそうした企業の一つでした。そんな会社には決まって一人、二人、元の出身はカリフォルニアと言う人がいました。南部に引っ越すことで生活が楽になるからです。南部、Republicanの牙城なのですがこうしたテクノロジー関連の広がりで徐々に変化がみられているとも聞きます(都市部だけですが)。そのもっとも知られるのがテキサス州のオースチンですがRaleighも高学歴の若い人口が増えておりだんだんと変わってきていると夕食の席で聞きました。

とにかく蒸し暑かった。ハリケーンのシーズンは通り道になるので大変だとも聞きます。

レストラン内にあった納屋

バーベキューソースについてはこちらが詳しい。私が働く会社では毎日BBQを食べることができますが色々なソースが置いてあります。私はカンザスシティスタイルを好んでいました。これがいわゆるBBQソースなのです。あまりに普通過ぎる。

https://www.eater.com/2016/6/18/11966056/barbecue-sauce-styles

先ほども触れましたがこのレストランでも私だけがアジア人。あとはみ~んな、顧客も含めいわゆるアメリカ人。ウエイターはしかしながらとても丁寧でありました。

つかの間の深圳

中国の経済政策の始まりは深圳からだと聞いたことがあります。鄧小平主席の経済政策に選ばれたというそれまで何もなかった田舎。。。 と言って私はそんなころの深圳を知っているわけじゃないです。

深圳にはたった一度だけ行ったことがあるのです。一度だけ???と驚く人もいるかもしれないですね。私自身、なんで一度だけなのだろう?と思うのですが、私が扱う製品は顧客が北京上海周辺に集まっていたからなだけなのです。同僚の中には中国に行くごとに深圳にまで行っていたものがいます。

深圳には香港経由で入りました。香港でいったん入国しますが、大陸に入る際に再び入国します。その際には、中国にいた会社の同僚が私たちのパスポートをもって建物の中に入っていったのです。その間私と同僚は車(タクシー)の中で待機。こんな入国検査はじめてでした。入国のスタンプを押したパスポートをもって戻ってきましたよ。今でもこんな簡単な入国検査なのだろうか? もちろん既に香港で入国検査はしているのですがね。今ならあり得ないような話かな?

陸路だったので長い橋をわたりました。夜だったので景色はあまりよくないですが”ああ、ここが香港か”と思う間もなく大陸側。

どこでしょう? わかりますか? 香港の空港間際の駐車場。
橋を渡っているところ。大陸側に行きます

深圳、今では本当に巨大な都市になっており上海と対抗する中国の一大商都ですね。上海がどちらかというとまだ金融関連を強みとするのに対抗し深圳はよりテクノロジーで強みを持ちますが深圳には深圳キャピタルという巨大な投資会社もあります。ここはテクノロジー関連に積極的に投資をしています。今では中国で資金集めをするのであればこの会社を避けて通ることができないとも言われますよ。何人か関わりを持ちましたがそれまで私が主に接してきた中国人とは違う、そうですね、いわゆるステレオタイプな中国人に沢山会いました。XXXXにはIPOだ、本社を深圳に転移して中国でまず上場、とかそんなことばかり聞きました。売り上げもないのにどうするねん?って聞いたら、ファンドの息がかかっている会社に商品を売ればいいと言います。それ、無理やりじゃないの?と思うのですが投資会社が資金を出しているのだから良いのだそうで。。。めちゃくちゃな~と思いました。少額だから何とかなる、って言うのですがこれって法律的に大丈夫なのか?と考えるのは部外者(中国人でない)だけでしょうか? 

北京で会った健全なベンチャー企業の経営者とファンドのめちゃくちゃに強気なファンドマネージャ、どちらも中国なのですね。付き合っていくしかないので仲良くお付き合いはしておきました。私は健全で真っ当な北京のベンチャー企業の方がよほど好きですが(彼らはとても真っ当です)。

ファンドの人がホテルを取ってくれておりました。とても良いホテルでした。夕食もついていた。ついていたというのは到着日、フロントで夕食はもう予約が入っていると教えられホテルのレストランで食べたのですがオーダーする必要もなく次から次から料理を運んできました。でも私たちだけでだれも来ない。。。会計も済んでいるとか。。チェックインの時パスポート確認はしたがクレジットカードを提示しなかったのも既に支払い済みだったからですが、こんな接待は長い職歴でも初めてでした。

このホテルではない。車から撮りました
とてもモダンなホテルの部屋
会議室の窓から。今はもっと開発が進んでいるはず

DJIを含め有望なハイテク企業があつまり中國一のテクノロジーセンター深圳、日本にもこうした都市を作り企業を集めその中で人、もの、金の移動をすればまた再び技術立国として立脚できると思います。わけても人の移動。金はオンラインで一瞬のうちに移動します。物もそう難しくない。人は? 企業がバラバラに立地していると移動は難しいでしょう。在宅勤務が取り上げられていますが在宅勤務でできることなんて実は限られています。いや、Linuxのようなオープンプロジェクトは成功している。。。と反論を受けるかもしれませんが人が集まることで始まるイノベーションもあります。 Linuxなどオープンプロジェクトは限られたものであれが今後の就労スタイルの模範になるとは考えられません。

人の移動を進めるためには”集まる”ことは重要です。日本だとやっぱり東京ですね。東京をテクノロジーセンターにしたいですね。そしたらシリコンバレーを引き上げて東京に戻るのですが。。。 東京は世界一良い都市ですから。

テクノロジーの都市らしく”若い”。朝早く、6時ごろに外をぶらぶらしましたが若者がもう出ていました。あの瞬間、私がきっと一番年配だったでしょう。50代初めだったのですがそんな人影は見かけなかった。。。写真にしておくのでした。朝起きてすぐ窓から外を撮りましたが確か5時台。 まだ人影はあまりなかった。

早朝。ホテルの窓から

深圳を観光で見て回りたかった。。。日本の秋葉原のモンスター版があると中国と日本を良く知るアメリカ人の同僚が話していました。”お前ならきっと楽しむ”と以前言っておりました。YOUTUBEなどで様子を見ることはできるのですが実際に接してみるのが私のやり方。体験をすることで理解する。物理学には理論物理と実験物理の手法ありとはるか以前聞いたことがありますが、私はがぜん実験物理ですね、もし物理学を専攻していたなら。

せっかく中国語を勉強しているのだから道を聞く程度の会話を超えてそんな中国版秋葉原で値段交渉とかしてみたい。私はひとたび交渉すると決めたらかなりタフで自分の言い値になるまで粘ります。中国人にだって負けない(かな?)。

仕事で行った中国の都市を上げると、北京、上海、天津、杭州、成都、そして深圳。 やはり上海が一番良いかな、仕事で行くのでしたら。都市として充実するには仕事だけでなく、生活(食事、エンタテイメントなど)も充実している必要がありますからね。そんな目で見ると東京、ロンドン、そしてニューヨークがやはり一つ突き抜けているでしょうが上海はどんどん近づいていますね。