例を挙げるなら、私が聞いたところでは宝くじで突然大金持ちになった人の大半は結局破産しているそうです。もちろんそうならない人もいますが大半は破産するそうです。
これまで扱ったことも無いような金額のお金が宝くじというまさしく運で転がり込むのですがそんなお金を扱えるだけの実力が伴っていないことが大半です。お金持ちは宝くじを買いませんからね。お金の扱い方をその後じっくり勉強して実践していくなら良いのですが人間目の前に大金が入るとそんな努力をする人はごく少数です。使い方もわからないまま浪費を繰り返すことになります。浪費すれば無くなります。
お金持ちは浪費をまずしません。これがお金持ちの一番のルールです。沢山使うように見えますが投資、利子等で入ってくる以上に使う人はいないと聞きました。それでも、例えば10億円あって投資、利子等の収入が6%あるとするなら年6000万使っても10億円はそのままなのです。10億円が減るようには使わないわけです。
宝くじだけじゃないですよ。聞くところによるとスポーツ選手などドラフト時の契約金、これも初めて見るような金額ですね。これなど言い方を変えるなら退職金の前払いのようなもの。しっかり残して賢く投資するはずですが、実際には使ってしまうようです。
お金で書いてますがお金を地位、プロジェクトなどに置き換えても良い。
宝くじで当選するのは良くないと言っているのではないです。そんな運がやってきたら、そしてその時自分に実力不足を知ったらしっかり努力して自分の実力を上げることが重要なのです。
宝くじを契機にこれまで自動車修理工として雇われていた人が独立したというプログラムを見たことがあります。独立するにはお金が必要です。修理工として町では知られていたのでビジネスは取れるわけで資金を銀行から借りる(普通とても難しい)ことなく始めることができた。こんな例もありますし、大きな金額を当てたわけではないが当選金を使って大学に行った人の話も聞きます。
運は使う。浪費しない。浪費された運は出て行ってしまいます。
お金も使う。浪費しない。同じだと思います。
得た運は使う。
以前お金は運用しなくては増えないと書きました。
同じように運も使わなくてはいけない。いずれ運は返す必要がありますが、運を受け取った人の責任でより大きな運を返す必要がある、と以前出たセミナーでききました。
幸運を受け取っても
知らんふり、躊躇、戸惑う、困惑、要らないものをもらったと思う、 運じゃなく自分の実力で手に入れたいと頑なになる
ことも多々あります。疑うこともあります。そうですね、例えば誰かが”10000円あげるよ”と言ってきたらまず私たちが取る反応は疑う(何かあるんじゃないか?と)だと思います。
得ることができた運は自分が欲しかったかどうか問わず受け取り使うことが大切です。
これは何度も書いているのです、実は。私のBLOGの根幹を成すような話です。
運はなんどもやってこないです。今じゃないんだよな~と思うような時にやってくることも実は多いです。
私の友人にかつて仕事がとても楽しい時に素晴らしい機会を提供された人がいます。彼女はその機会を取らなかった。その時仕事に充実していたのですね。彼女の同僚にその機会が回った。結果、同僚は後年その女性の上司として部に戻って来たそうです。非常に悔しがっておりました。あの時は考えることもできなかったと、運を考えてみるだけのこともしなかったのですね。
この例は受け取ることもしなかったケースですが、受け取てえも放置していることも多いのです。
例えば、そうですね、私はBill Gateさんと話をする機会が欲しいと思っています。さて幸運にもそんな機会を得た。5分話すことができた。その後どうします?そのままにしておくと思いますか?放置したらそれで終わってしまいます。忙しい方ですからね。会いたい理由はあるのでその得られた5分間とそのあとの自分の時間を使うはずです。
同じように中々席が空かない人気あるセミナーなどに幸運にもチケットを得ることができたらその幸運を十分に活用するはずです。
私は会いたい人に幸運にも会えたらその時間とそのあとの時間は非常に大切にするようにしています。
この時計運よく手に入れました。ちょうどまとまったしかも使うことができるお金が有った時にずっと欲しかったのをたまたま入ったお店で発見。
人に言ったら運が良かったね、とのこと。しかも正規取り扱い店でのこと、定価(正価)での購入でそれはもっと運が良かったのだそうです。
一番好きな時計で普段はこの時計をしています。