何度が書いている話題ですが今回はBOOK紹介の一環として。もっとも投資の専門家でもなければアクティブに投資を継続しているわけではないので株式投資などをここで触れるわけではないです。
これも何度も書いていますが学校で習わないことのトップ3はというと、
1.お金、資産(投資、借金すべて含めて)のこと
2.政治(国家政治というより生きていく上で必要となること、例えば交渉も政治の一環)世の中の仕組みとも言えます
3.人を見る目。
でしょうか? いずれも社会に出て初めて出会うということが多いです。学校は守られた組織。もちろん学校も組織ですから校内政治なども多々あるのですがでも限られた範囲内でのこと。
先生、何も教えてくれないでしょう?それがたとえ大学(学生はもう大人)でも誰も教えてくれない。学校の教科で実社会で役立つものは実はとても少ないのです。強いてあげるなら言語(日本語を含む)と数学でしょうか? 体育や美術の方が社会や理科よりずっと役立つことを社会に出て知ったりします。
その中でも投資、いやお金の話、大人は子供にしないことが多い。大人もよくわかっていない人が多いのが一つの原因ではあるのですがお金は社会に出るととても重要なことがわかります。若いうちは何となく過せてもいずれ、20代後半にもなればお金はとても現実味を帯びてくるのです。その時期を通り過ぎてしまうと後々の人生をお金で苦労するようになります。お金は人生を豊かにできますが人を苦労させることだってできるのです。だったら人生を豊かにしてくれるようにお金と関わるほうが良いに決まっています。
お金は本を読んだだけではわかりません。自分で実践していくしかないのですが何も知らないまま実践したのでは効率は悪いし誤った方向に進むこともあります。ですから
1.早いうちから実践する。
2.実践するにあたりよく勉強する。
実践や勉強するにあたり、当たり前ですが
”他人はあなたにもうけ話を持ってくることはありません”、
”あなたをもうけさせてあげよう”という人は居ないんだ、
ということをしっかりと念頭に置いて実践、勉強することが大事です。他人はあなたから儲けたいだけなのです。 その他人が銀行、投資会社でも、結局は銀行はあなたから儲けたいのだ、ということをしっかりと理解しておく必要があります。それと、これはよく聞くと思いますがお金の貸し借りは個人的にはしないこと。たとえ親兄弟、友人で会ってもまず、借りないこと。貸すのはやめてどうしても助けたかったらあげること(つまり返してもらうことを期待しない)。どうしてもお金が必要で借りる必要があるなら銀行で借りる。でも銀行は借りたい人には貸してくれないのです。借りたくない人には貸したい、そんな組織です。借りたい人は返せなくなる確率が高いからなのですよ。
お金を借りるのは基本的に物を買う、休暇に使うために借りてはだめです。もの、唯一の例外は家。車などの嗜好や休暇のために借りるのは、それがたとえ直近のボーナスまでの間であっても借りない。ボーナスだって実際にもらうまではまだ自分のものじゃあないのです。
とにかくお金、自分の資産については大学生になったら始めると良いのです。早すぎることはありません。
資産を作り始めたら増やす方法を考えていく、リスクを分散させる方法も考えていく。増やす、に関して、複利の話を以前しましたが利率がゼロなら30年置いておいても一切増えないのですから複利を有効につかうにはどうしたらいいかなどを考えるようになります。 リスクも、株式投資だけだど市場の急激な下落で一気に資産を失う可能性があることを以前紹介しました。株価が半減してしまったとして、その後年率10%で持ち直したとしても元の価値に戻るには何年もかかるのです。半減するのは一瞬なのですよ。そうするといかにしてそんなリスクから守るか、についても学ぶはずです。私は株式、債券、不動産、貴金属、現金などにわけて所有しています。その割合がをどれくらいにするといいのか、など考えるようになります。
友人の中にはもう投資のプロに近いエンジニアもたくさんいます。ただ、彼ら、どこにどう投資すると良いのかについては教えてくれません。ケチだから? そうではなく、投資には危険もある。責任を負うことはできないし仮に投資で失敗すると友人関係にも影響します。ですから基本、お金(資産)は自分で勉強して自分で実践するのですよ。どれだけの資産があるかなどは他人には言わないことなのです。
さてそんなことから始まってぜひとも早いうちにきちっとした資産づくりの勉強をして実践を始めてください。先ほども書きましたがお金は人を幸福にする手助けになりますが、同時に人に苦労をさせることもできるのです。幸福になる手助けになるように資産を増やしていくことは人生でとても大切です。
Random Walk。。。の著はとても知られた本です。私が投資を始めたかれこれ20年ほど前、ちょうど合気道で知り合った人から借りた本でその後自分でも購入しました。この本と株式投資で世界一の資産家になったBuffettさんの本が私の株式市場に関しての参考書になっています。日本語にもなっているので参考までに書店で見てみると良いかもしれません。
還暦近いということはそろそろ老後。老後のことを考えていた時、ライフコーチとしては世界的に著名なトニーロビンさんの本を書店で見かけました。非常に簡潔に書いてあります。その中で見つけたいくつかの金融商品に興味を持ち、それをよりよく理解するために著の中でも触れられていたのでファイナンシャルアドバイザーを見つけ一緒に資産の分配をしました。ファイナンシャルプランナー、アドバイザー、実はお金持ちになる前が重要なのです。しっかりした人を見つけると良いですよ。もっともその人物がある組織(例えば銀行など)に雇われている場合、その組織の金融商品を薦めるでしょうからそこはよく理解することが大事ですが。