シリコンバレー、いや合衆国に来て以来一番沢山受けた社内トレーニングはこの二つです。会社を変わるごと、まず最初に受けるトレーニングはこの二つだと言っても過言ではありません。
毎年再度トレーニングを受ける必要がある会社も多いのです。また昇進やその他でいわゆる部下ができたといった場合、その都度そのポジションに見合ったトレーニングを受けることも多い。これは小さな会社、大会社、上位のポジション、スタッフレベル等に限りません。
だから差別や、ハラスメントはないのか? いいえ、やはりもちろん あります。
数はちから、 以前書きましたがエスニックグループを作りその力を大きくしていこう(影響力を高めよう)とすることも多いのです。
日本人はあまりそれはしません。 村根性丸出しなところがあり、同胞、同国人だけでは仲間入りさせない。。。また、”おれは一人で頑張って来たんだ。お前もひとりで頑張れ”とあまり分け合うことはしませんね。 それが海外で日本人を弱くしてしまっています。
で、ハラスメントですが
それくらいのことで、
さけの席だった、
だとかいった考えは全く通用しません。 日本はハラスメントにとにかく緩い。許されると思っている爺が多い国です。そのまま、日本から出てしまうととても危険です。
例えば、若い女性社員にXXちゃんと。。。 これも立派にハラスメントになりうるのです。 同じ日本人だろうも通用しないと思っておくことなのです。
差別も気を付けることです。履歴書に写真を添付しないと書きました。面接などで個人的なことは一切聞かない、話さない、は鉄則です。20年以上も前ですが日系会社の現地社員として働いた際の面接で、赴任で来ていた人物に個人的なことを質問され、:答える必要なないと思います。と返答したらびっくりしていました。 後でそのことを人事担当の人物に伝えたところ、今度はその人事がびっくり。だって、もう私を不採用にすることは不可能になります。仮に不採用にしたら? 州政府に訴えるかもしれない。会社に勝ち目はないのです。その人物は適切な面接にあたってのトレーニングを受けていなかったのでしょうね。日本では差別やハラスメントにつながることを平気で質問する風習、習慣がありますが 全部 だめ。
遥か昔、私が中学生くらいなころ、”日本人は白人待遇だから。。。” といったことをテレビで見たことがあります。父に聞いたらその当時オーストラリア、南アフリカなど白人と有色人をはっきり区別していましたがエコノミーが大きくなった日本は経済的につながりが大きいので白人待遇(つまり有色人種が入れない場所などに出入りできる)。それを嬉しそうに話していたのですね。
ばっかじゃない
とその当時から思っておりましたが未だにその傾向が残っている。
世界は広いです。色んな人がいます。 そんな世界で一緒にやっていこうと思うなら、こうした差別はハラスメントを自分の日常生活から、習慣としない。
それには 友人を沢山もつことです。